DJという呼び名の違和感と未来


DJ&VJ用DVD/CDプレーヤー「DVJ-1000」新発売
http://pioneer.jp/press/release542-j.html


 CDでDJできるプレイヤー「CDJ」でおなじみパイオニアから、DVDを使ってVJまでできてしまうプレイヤー「DVJ」の新機種が登場、という話。最初はそのコンセプトがさっぱり理解できなかったけど、つまりあれか、CDJのインターフェースでVJできるという話なのか。DVDのビデオクリップのオーディオ使ってDJやって、画面上にはそのクリップの映像を流すっていう使い方もアリなんかなー。

 ところで、この「DJ」という職名(って言うのかコレ)に以前から違和感を感じていたけど(ラジオのDJと何が違うの?って言われると説明し辛いなーという話で)、調べてみたら略する前の名前「ディスクジョッキー」の「ジョッキー」ってのが「操作する人」という意味なのだと今解った。なるほどディスクを操作する人って意味なのか。詳しい解説についてはWikipediaを参照のこと。

 でも細かい話をすると、CDなどは「Disc」だけど、PCでtraktor等を使ったプレイはハードディスクからの読み込みになるんで「Disk」なのが不思議で面白い。さらに、将来的にSDカードなどの小型メモリやフラッシュメモリなどからmp3を読み込んで・・・ということになると、もはやディスクを扱ってないのでDJと呼べないってことになるかもしんないなあ〜、なんて妄想を繰り広げたりするのであった。

 僕自身、たまーに携帯電話の着メロを利用したDJプレイっぽい遊び(2台並べてタイミングを合わせて再生、音量とかスピーカーを手で覆うとかして遊ぶ)をしてるんだけど、これも音だけ聞くと同じ事してるのにDJとは言えない。こういう演奏法をしている人はなんと呼べばいいんだろう? MJ(Music JockeyまたはMemory Jockey)とかSJ(Sound Jockey)だと適用できるプレイ方法が沢山出てきちゃうし。

 そうそう、「ディスクジョッキー」でEXCEED辞書を引いてわかったんだけど、DJは曲間に気の利いた話ができなきゃダメらしいぜ!