我慢できずにW41CA

 ドコモとボーダフォンがそれぞれ夏モデルを公開した。が、auは現時点でまだ公開されておらず、僕は我慢できずに以前から目をつけていたW41CAに機種変更しちゃいましたのであるよ。うはー、WIN端末めっさ面白えー!
 で、先日まで使っていた機種A5403CAでも同じ理念を貫いていたのだが、やっぱり文明の利器であり現代の通信技術の結晶たる携帯電話を、テクノ野郎がテクノ的な端末として極限までカスタマイズするのは当然の義務であろう!という基本姿勢は、現在利用しているW41CAでも決して変わることはないのである。

 早い話、機能面での善し悪しがなんとなく解ってきたので、どこまでカスタマイズできるのかを模索していこうという話なわけである。しかも僕が使うのだから、あくまで「テクノという概念を最大限活かす」という方向で進めるのは当然。というわけで、どこまでカスタマイズできるのかを調べてみた。一応わかった点だけ列記し、あとで解ったことは追加することにする。


  • 着メロの性能
    •  着メロのフォーマットであるSMAF(.mmf)ファイルは、最新機種であるW41CAでは現時点での最高スペックであるMA-7チップを搭載しているおかげで大分融通が利くようになっているようだ。なによりオーディオ2音が同時発音可能なのであるよ。これはもう1曲作れるぜ。とりあえずこれからツールを使ってサンプルを作成してみるのだ。利用可能な最大のファイルは150KBとのこと。ということはA5403CAとは50KBくらいしか差がないのか・・・。

  • 曲を転送するぜ(LISMO
    •  さて、着メロではなく着うたの方はどうだろう? これまで着うたには全然興味がなかったんで使ったことないんだよね。しかし1曲315円で買うのもなんなので、au MusicPort(以下aMP)を使ってCDから曲を取り込むことになる。ステップは以下のとおり。
      1. 公式サイトからUSBドライバーをダウンロードしてインストール
      2. aMPをインストール(au公式サイトから最新版をダウンロードしたほうがいいかも)」
      3. 付属のクレイドルを、これまた付属のUSBケーブルで接続し、端末をクレイドルにセットすると、自動的にaMPが起動する
      4. 上メニューのMUSIC LIBRALYでミュージックライブラリ画面に切り替え、CDを挿入して好きな曲をチェックし「CD読み込み」で曲をPCにインポートする
      5. 「シンクロ」で、端末とPCの曲の同期をとると転送される
       こんなかんじ。手順はわりと簡単なのであるよ。

       問題は、これで転送した曲は着うたとして着信音などに割り当てることができないことだ。僕は着メロ作れるから別にどうということはないんだが、これはちょっと不親切な気がするなあ。

       あと、このソフトではmp3などが転送できない仕様になっている。あくまでCDからの取り込みとLISMO Music store(着うたがPCで買えるサービス)で購入した曲のみが対象となっているのである。ただ、この端末の場合は次の方法でmp3を聴くことができるぞ。

  • 音楽再生はどうか?(SD-audio
    •  この端末は、LISMOとは別に「SD-audio」という形式で音楽再生を行うことができるのだ。これは、セキュア対応SDカードリーダー/ライターがあれば、所定のフォルダに音声ファイルをつっこむことで端末で曲が聴けるというもの。この端末の場合、曲を端末に挿してあるminiSDへ転送することが可能。

       で、さっきのaMPと何が違うのかといえば、手持ちのmp3ファイルを転送できるという利点があるのだ。もちろん僕の場合、自作曲を端末に入れることができるのはありがたい話である。ではその手順。
      1. MOOCS PLAYERをダウンロードしてインストール
      2. 起動後、mp3の置かれているフォルダを指定してインポートする
      3. クレイドルを接続し、端末を「マスストレージモード」にしてクレイドルにセットする。マスストレージモードはメニューから「機能設定→ユーザー補助→データ通信→マスストレージモード」でOK。*1
      4. 左メニューに「SD」が表示されているのを確認後、転送したい曲をチェックして転送する
       で、こちらで転送した曲もやっぱり着信音等には利用できない。融通きかねえなあおい。

  • LISMO Music Storeで曲を購入?
    •  2006年春のラインナップよりサービス開始となったLISMOだが、その肝はやはりLISMO Music Storeである。これはaMPを使って着うたフルを購入できるシステムで、決済は「まとめてau支払い」(次回利用料金請求時に一緒に請求される決済システム)なのでクレジットカードも必要ナシなのが嬉しい。

       ・・・いや、あんまり嬉しくないぞ。というのも1曲あたり315円が相場という着うたフルの価格設定をそのまま移行させているからで、着うたとして設定できるポイントが増えると100円増しになるらしい。ためしにTMNの「LOVE TRAIN」を購入しようと思ったのだが、2カ所設定できるということで420円という価格になっていた。絶対買わねえ。

       この価格はアレか、つまりmp3プレイヤーの雄であるiPod用のオンラインストアiTunes Music Store」での1曲あたりの平均価格210円に、着うた利用時のポイントを105円ずつで加算しました的なアレか。高杉。

  • 音方面でどこまでカスタマイズできる?
    •  この端末、開閉時や充電開始・終了時にも音が鳴るようになっているが、これはカスタマイズできないようだ。開閉時の音はそれぞれ3種類あって固定。充電時はどちらも固定1音のみ。カスタマイズできるのは結局、従来どおり着信・Eメール・Cメール・おしらせの4種類となる。うーん、色々遊べるとよかったんだが。

*1:あらかじめ、クレイドルにセットした時にaMPが自動起動しないようにaMP側で設定しておくといいかも。タスクバーに入ってるaMPのアイコンを右クリックして設定を変えよう。