夢を3つも観た

 先週から娘を保育園に通わせている関係もあり、毎日朝早くから活動する機会が増えた奥様は、最近は以前と比べても結構早い時間に寝ることが多くなった。本来は夜更かしさんのため日付が変わる前に寝ることなどあり得ないタイプの人だったのに、最近は早いと夜10時過ぎごろに就寝といった状況。
 で、僕はもともとそのくらいの時間に寝たくなる人だったので、大喜びでその睡眠におつきあいすることになるのだが、睡眠時間が増えたことで浅い眠りも多くなり、夢を見る機会も少しずつだが増えてきたのだ。

 しかし昨晩は普段と様子が違い、夜中に何度か起きるほど寝付きが浅く、全部で3つの夢を見ることになった。



 ひとつめは、僕の実家の祖父の部屋。祖父の部屋で奥様と一緒に寝るのだが、何故がうちの実家の人々が代わる代わる寝室に押しかけてくる。そして父が「○○小学校に行くぞ!」と言いだし、何故か明け方から車を運転することに。運転中も同乗者は延々寝っぱなしだが、途中道を間違えて九龍城みたいなところに迷い込んだりと奇想天外な行程があったりした。んで、目的地に到着したところで目が覚めた。



 ふたつめは、実家の台所から物語が始まる。実家の天井を子猫が走り回っているので捕まえろ、と言われたので家中を捜索。手には虫取り用の網を装備し、いつでも捕獲できるぞ!といった体制で臨んだところ、台所の方にそれを追い込むことに成功。しかしそれは猫ではなく背中にトンボのような羽根を生やしたメガネザルだったのだ。虫取り網をえいやっと横一閃、よっしゃ捕獲だ!と思ったら網の縁で思いっきり頭をブン殴ってしまい、その猿は床に転がり落ちた。猿は床で目を開いたまま大の字になって、一目で死んだのだろうとわかる様相。しかしその猿が何故かどんどんと水死体のようにブクブクと膨らんでいき、僕は「これは何かの嫌がらせか?」などと呟きつつその死体を黒いゴミ袋に入れて裏庭の畑の一角に放置することにした。というところで目が覚めた。



 最後はプラモデルが山積みされている近所のオモチャ屋さん。何かのプラモのシリーズをコンプリートするべくお店に入ると、視界にはアニメ映画の広告が。そこには「パトレイバーシリーズの最新作」として、原作の中に1ページだけ触れられていた事件を元にしたスピンオフもののサスペンスで、あきらかに「踊る大捜査線」のスピンオフを意識したような内容のものだった、っていうのを確認したところで朝が来た。



 2番目の夢も気色悪い内容だったが、最後のもなんだかなあと思った。